蒼天ノ神
音のした方へ視線を移すと女の人が俺を見て固まっていた。

足元を見れば粉々になったガラスの容器と黒い水溜まりができている。


スッと女の人は奏景のもとへ近づき


ペシンッ


といきなり頭を叩いた。


奏景は 母ちゃんいきなり何すんだー!!と叫んでいる

ん?


母ちゃん?


この女の人が……?


え、ちょ、若くね?
だって……この人どう見てもお姉さんにしか見えない………。



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