私の可愛い小悪魔BOY


「着いたーっ!」


河原は荷物を床に降ろして
ピョンピョンと飛び跳ねた。

子供みたいだな…。

俺は必死に笑いを押さえた。


「おじさーん!美咲だよーっ!」

「おぅ!美咲かぁー!」


建物(海の家)の中から
笑顔のおじさんが出てきた。

すごい日焼けしてて
たくましそうな人だ。


「助っ人つれてきたよっ」

「その男の子か?」

「うんっ!藤宮拓海くん!」

「よろしくお願いします」


俺は丁寧に頭を下げた。

するとおじさんはガハハッと笑った。


「俺は河原海司だ!海さんと呼べ!」

「わ、わかりました…」


海さんは豪快な人で
見てて面白かった。


「じゃあ仕事の説明すっから来な!」

「はいっ」


大きな声で返事をすると
海さんはニカッと笑った。

河原は楽しそうに俺を見てた。
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