私の可愛い小悪魔BOY


「拓海くんの歓迎会やるってー!」

「あぁー!そういえば言ってたな」


そういえば他のバイトの人が
俺の歓迎会するって言ってたな…。

宴会みたいな…?


「じゃ!拓海よろしくな!」

「はい」


よろしくな!って
多分河原のことだよな…。

海さんはスタスタと
建物の中に入っていった。


「おじさんになに頼まれたの?」

「いや…別に…」

「教えてよぉー!!…っ」


突然、河原が抱きついてきた。

俺は訳が分からず固まる。


「え…河原…?」

「…ごめん…めまいがして…」


あ、そういうことか…。

納得して河原の体を
しっかりと支える。

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