はちゃめちゃラブ学園

新入生歓迎パーティー






そして私達は男だらけのパーティー会場に足を進めた。




入ったとたん私達は注目の的。




そりゃそうだ。
私達しか女子はいないんだから…





「あの子達がこの学校に入ってきた女の子?」



「久しぶりに女子見た〜!」





…なんかやだな…
やっぱ最悪だ!!
男達に見られる…
気持ち悪い!!




「〜♪」




すると麻里が鼻歌を歌っていた。






「まままま麻里〜!!」



「な〜に〜?♪」



「なんでご機嫌なのよ!!」




「お金儲けになるコト思い付いた♪」




ゲッ。
麻里はお金に目がない。
儲けようとする。




中学の頃。
麻里は学校で人気のカッコいい男の子の写真を密売していた。




またなんか売る気か?
でも男の写真売っても男は買わないんぢゃないの?




「何する気?苦笑」




「ふふふふふっ♪」



「何よ!!」



「あれ見て〜♪」



麻里の指をさした方を見ると…




そこには




なんと




男が可愛らしい男の子を絡んでるではないですか!!



「ふふふふふっ♪」



「まさか!!」



「そのまさかよ…♪
男も男を好きになるのね。まぁ、私にとったら手柄?」








麻里にはついていけません。











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