僕らの時間
村上は、優しく髪を撫で頬に来た手は暖かかった。

「殺したい程、好きだよ」

その瞳は冷たく悪寒がした。

だけど嬉しくてたまらなかった。もう村上からは逃げられない。

逃げたら何されるかわからない。

だけど逃げる気なんて、さらさらなかった。

だって──────

「俺も村上が大好き」

深い深い口付けをした。


●end……?●


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