~Snow White~『一巻』
「あの子、トモくんしかもう
見えないんだわ。
もしトモくんが他の人を愛したら
あの子狂ってしまう・・・・
真冬の異常さにいつまでも
目をつぶっているから
こんなことになるんだわ。」


伯父が怒鳴りつけた。


「真冬!!いい加減にしなさい!!
おまえと智久は血がつながってる。
いつまでも智久に執着するな!!」


「おとうさまなんか嫌い!!
結婚しなくてもいいもん。
ここにトモくんがいてくれたらいい!!」


真冬は泣きだした。


「トモくんが好きなの・・・
トモくんしか見えないの・・・
仕方ないじゃない・・・好きなんだもん。」

真冬の泣き声に
千秋もやめた・・・・


伯母が真冬を優しく
抱きしめた。

泣きじゃくる真冬は
赤ちゃんのようだった。
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