サンクトペテルブルクの夜明けーーリスカ男の願い
本当は笑ってなんか居られない。

大切な人ー悟くんがいなくなって一週間。

せめて手がかりが欲しい。

無事でいるかが知りたい。

「・・・ちゃん、カレンちゃん」

誰かの声がした。

いけない、と振り返ると

編集長が頭をかいていた。
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