さくらんぼ

ふと何気なく視線を奥にうつした。

えっ?!

なにあれ…



柳の木がある奥・・
確かに洞窟がある。


柳の葉っぱがカーテンみたいに垂れていて、まったく目立たないけど…



私背が低くてよかったぁ☆

初めて自分の身長に感謝した。


「伶矢♪ちょっと来て」
「晴香さ~ん。次はなに?笑」

「こ~こ♪」

「この木がなにっ??」
「よーーく見てっ」


伶矢が木をじっと見つめる…

わかったかな?


「?!なにここっ」

「わかったぁ?」

「洞窟あるじゃん☆」

「行ってみようよ♪」


とか言いつつ…

暗いとこは怖い。


「行かないの?笑」

伶矢わかってるくせに!
「行くよっ!」

意地をはって歩き出そうとする。

「う゛っ…」

なのに脚が進まない・・・


「は~やくっ!笑」


「行くってばっ!」

そしてにっこり笑顔…

「笑えてないし…笑」

まっまっまさか!!

伶矢ってS?

な訳ないよねっ。
< 24 / 62 >

この作品をシェア

pagetop