笑顔製造機
「うそですよね?」

自然に顔が引きつってしまう。
私いつから男の子になったんだぁぁぁあ!!

「でも、大丈夫よ!ここの蒼くんはほんと女の子みたいにかわいいし!」

外見関係なくね?!

「それにねぇ・・・あなたも・・・」

そういって春日さんは私を眺めた。

失礼すぎやしないか?春日さん!!
確かに私は幼児体型だし、色気もクソもないし?
大してかわいくもないし?
身長だって155.3しかないよ!!

「あははは・・・はぁ・・・」

「まぁまぁ、とにかく食堂にいきましょ?」

微妙な空気を払拭するように、春日さんはそう言った。
まぁ・・・とりあえず、ご飯だ。

食堂に行くがもうほとんど人がいなかった。

夕食はおいしかった。
あとで、母に今日のことを聞かなくては!

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