オサナナジミ


アタシは辰也クンと恋愛系の話をしていた


「未穂チャン学校でモテるでしょ?」


『全然だよっ彼氏とかできたことないもん』


「嘘だ~」


『本当だよ!』


「好きな人とかは?」


健人と純が頭に浮かんだ


ってなんであの2人がでてくるの!


『いないかな・・?』


「じゃあフリー?」


『そんなとこ』


「俺にもチャンスはあるってこと?」


『え?』


どういうこと?


チャンスって


「俺さ、未穂チャンと久しぶりに話して自分の気持ちに気づいたっていうか・・」


何を言っているの・・?


声を出そうとしたけど、驚きで出ない


「もし本当に好きな人とかいないなら、俺と付き合うとか・・考えて欲しい」


{ギュっ}


辰也クンがアタシの手を握った


心臓が強く脈打っている


『えっと・・あの、その・・・』


何を言ったらいいのかわからない


頭が真っ白になる
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