時の旋律

「っ!?」

俺達は声が出ないまま必死に滑り台の影に隠れる。
銃弾が飛んできた方向を見ると、遠くてよくわからないが帝国軍らしき奴等を確認した。

「帝国軍!?」

「もうここまで来たの!?」

俺はふとさっきの唄のせいじゃないかと思ったけど、こんなとこで喧嘩になったらもう終わりだ。


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