時の旋律

「そうかもな。」柚歌の言葉に素直に頷く。


「けど、何もしないまま崩壊の手助けするより、一か八かやってみた方がマシだろ?」


「そうかもしれないけど、所詮夢物語には変わりない!第一、〈再生〉の力なんてどこに「俺が持ってる。」




「えっ?」


「駿河から、奪った。」

俺はケロッと言った。


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