‡キミ想い‡




……なのに私は、終業式間近で体調を崩してしまった。

あと2日…あと2日で、1年生が終わるのにっ……。


でも8組はデザイン科なため、クラスは3年間そのまま持ち上がりなのだ。

だから、みんなともう会えなくなるわけではない。
………留年しなければ、の話だけれど。



とりあえず、あと2日だから、私は熱があるにも関わらず学校に行くことにした。



「くそー…。もうのど飴がないとやってけないよっ」

授業が始まったら、当たり前のようにのど飴は切れる。
そうなったらどうなることか…。

仕方無く、私は授業中ものど飴を食べることにした。





そして、要約学校が終わろうとしていた。

友達と話している時は何も感じなかったが、みんなと別れて1人になると、やっぱり辛い。

頭がクラクラする…。


「早く帰ろう…」


再びのど飴を口に含むと、1番近道である道を通り家に帰ることにした。




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