アナタしか欲しくない
コツン、と頭をタカちゃんの胸元に寄せる。





「…妹としてじゃなく?」




『うん』





「大人の女の子として?」





『うん』





「タカちゃんは、ミイのものって…思っても、いい?」





『うん』





ぎゅっと強く抱き締められる。




ふわッと香るタカちゃんの香り。




香水とかじゃなくて、タカちゃんが使うシャンプーや、着てる服についた柔軟剤とか。




そんなのが混ざった、馴染みある、優しくて安心するタカちゃんだけの香り。





「今年のプレゼントは、一番欲しかったタカちゃんなんだね」




嬉しい。ずっとずっと欲しかったから。




タカちゃんに負けないように、ミイもきつく抱き締めかえした。






『ミイこそホントに俺でいい?…いらないって言われても、もう返品きかないよ?』





「そんなもったいないことしないよ。だってミイは出会った時からずっとタカちゃんが欲しかったんだから」






ミイは、タカちゃん以外の人なんていらない。





『じゃあ、いつものあのセリフ、言って?』





「いつもの?…って何だっけ?」




タカちゃんがいう“あのセリフ”が何を指すのかわからず首を傾げる。





『もう忘れちゃった?ほぼ毎日のように言ってたあのセリフだよ』




あ…もしかして…?




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