【完】先輩と保健室で
「悩んでた…?」
「はい、何か凄く悩んでる様子でした…。」
私がそう言うと、「ああ。」と言いながら首を縦にふる。
「悩んでたよ。」
「え??」
「“とても”おいしいか“凄く”おいしいか。」
………え??
「とてもか…凄くか??」
「うん。」と先輩は、首を大きく縦に振って私を見た。
「どう違うんでしょうか??」
「凄くの方がいい…絶対。」
拳を前に出して力説する先輩に、「はあ…」と私は頷いた。