SKY
着替えを済ませ外へ出るとカケルがマイク調整してた。


イベント好きなカケルは自ら司会をかって出た。


「意味わかんない!絶対やだぁ~!」


麗奈が夏美に引っ張られながら奇声を上げて外へ出てきた。


隣に居るヨッシーはほら見ろみたいな感じで苦笑い。


まぁ、予想範囲です。


それにしても……衣装で着てる制服。


鼻血出して良いですか?(爆笑)


久し振りに見た麗奈のミニスカ…じゃなくて制服姿に興奮してしまう俺。


やべぇ…理性保てるか俺!


今日は着替えさせないでお持ち帰りしよ(笑)


そんな事考えてギャーギャー騒ぐ麗奈の元へ向かった。


「うるせーぞ!」


「あ?こんなの聞いて無いんだけど!アホちゃう?寒いし人居るし」


「しゃーないやろ。カケルの店狭いもん。しかも、驚け!この会場、俺が作った」


ピースサインでニッコリ笑顔。


「…死ね!!」


鬼の形相とはこの事や(笑)


ゴッツい顔で俺に拳を向ける麗奈。


「ショーの前に怪我さす気かっ!」


「うっせーー!あんたなんか知らん!」


俺にパンチを止められた麗奈は怒ってどっかへ行ってしまった。


「予想範囲や。がっくりすんなや?」


ヨッシーに肩を叩かれ、ため息をこぼした。


上手くいきますかね?


サトシ…俺、気張っからさ。見ててくれよ。


空を見上げてサトシに上手く行くように願掛けした。








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