左手の指輪とあなたの隣

『……』


私は、困らなくても。
やっぱり、
あなたを
困らせてしまう。


『でも、俺の気持ちには答えてほしい!』


『え…』


『俺の頭の中は、ずっと前からお前でいっぱいだったよ。桜と居るときも、仕事をしてるときも高倉の事で頭がいっぱいなんだ。そのうち、桜より高倉の事が好きなんだと実感したよ。桜とは、離婚する。そしたら、俺の気持ちに答えてほしい。』


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