お前は俺の予約済み!!
『とにかく、こんな悪ふざけは南沢君らしくないわよ。さぁ、もう下校時刻を過ぎているわ。帰りなさい』



せっかく2人きりになれたこのチャンス。



それなのに、明らかに先生である瑠璃からは不機嫌さがにじみ出ていた。



俺だけが高鳴る胸の鼓動を感じながら、必死だった。



背を向けようとする瑠璃を引きとめたい。



俺の言葉を信じてほしい。



ただそれを願って、



気がついたら、瑠璃の腕をつかみ、引き寄せていたんだ。



どうしたら信じてくれる??



どうしたら受け止めてくれる??



中学生の俺には余裕なんてなかった。
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