お前は俺の予約済み!!
冗談だろっ?って、一瞬はそう思ったけどさ、



瑠璃の表情からして、マジでそう宣言してるみたいで、



俺としては、とりあえず、



ずっとずっと好きだった先生。



俺にとって特別な存在となった瑠璃。



やっとこうして手に入れたんだ。



そんな瑠璃を絶対に手放したくないしさ、



まっ、頑張るしかねぇな……ってね。



その時に決意したわけよ!!



だからこそ、今の俺がいるんだ。



高校入学してからの俺は、



とにかく瑠璃に認められたいって思いだけで、



ただひたすら「優等生」らしく頑張ってきたってわけよ。
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