お前は俺の予約済み!!
『イケメン?俺が?』



『そうだよ!南がイケメンじゃなかったら誰がイケメンなんだよ?バ~カ!』



前に篤司にふと中学までの俺の話をしたことがあったけど、



「マジで??信じらんねぇな。だとしたら、どんだけ高校になって変わったんだよ?ある意味すげぇじゃん♪」



ってさ、なぜか感心されて笑えたけど。



この高校で中学の頃の俺を知る奴は誰もいない。



そんなに俺は完璧に「優等生」を演じてんのか。



きっかけは瑠璃との約束からだったけど、



部活や勉強を頑張ることを、



意外と楽しみながらやっていた俺がいた。



だからここまでやってこれたんだろうな。
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