お前は俺の予約済み!!
『ちぇっ!瑠璃は俺より仕事かよ!!俺なんか瑠璃にとってはそんなもんか…』



『どっちも大事!!比べられないわよ。そんなの分かってるくせに~』



瑠璃は手慣れた手つきでスラスラと流れるように採点していく。



俺は瑠璃に出してもらった、いつものアイスコーヒーをひと口飲み、



後ろからそっと瑠璃を抱きしめた。



『悠は今日も制服のままね?部活帰りなら、シャワーでもどう?あたしはその間にこれを終わらせるから』



瑠璃は振り返り、ニコっと笑って言った。



『…分かった。そうする!その後、瑠璃に話あるから』



『ん?話??』



『そっ!大事な話!』



『分かったわ。楽しみにしてる』



俺はゆっくりとシャワーを浴びることにした。
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