あいつ



怖かった…。




「泣くな、バカ。」




と、タケちゃんは私の頭をゆっくりとなでる。




「タケちゃんがっ、死んじゃうって思ったぁー…。」




「夏紀置いて死なねーよ。」




と、タケちゃんは呆れた口調でいった。




「タケちゃん…お願いだから無茶しないで…。」




「夏紀が危険になるなら俺は死んでもお前を助ける。」
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