あいつ
03章



優花さんのせいで…夜中悩んで寝れなかった。




「夏紀?」




「…えっ…タケちゃんっ?」




リビングで朝食を食べているとタケちゃんが目の前にいた。




「よっ。」




「お、おはよ。今日、早いね。いつも遅刻するほど寝てるのに。」




タケちゃんは遅刻常習犯だからね。
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