手のひらに、桜
「ごめん、俺・・・」
そのまま、恥ずかしそうにそう呟く
なんか、今の先輩・・・
「同じ学年みたいですね」
私はそう言って笑った
今度は、先輩がキョトンとする
その顔が、また可笑しくて笑える
下手したら、後輩にも見えるんじゃないかなってほど、
先輩の顔が可愛く見えてきて、
そしたら、なぜかおかしくなった
あんなにすごい選手だったのに、
あんなに頼りになるキャプテンだったのに、
やっぱりいつもと同じ先輩だ―――