手のひらに、桜


キーンコーンカーンコーン


そこで、昼休み終わりのチャイムがなる




「・・帰るか」


原中先輩が、呟くようにそう言って

みんなが一斉に動いた


茉莉は私を、

足立先輩は原中先輩を、

それぞれ引っ張っていくように

別々の校舎に入っていく




「また明日ぁー!!」



「おう!じゃーな」



茉莉と足立先輩がそんなことを叫びあうのを聞きながら、

私は早足で階段を駆け上った

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