翡翠色Berryz

全ての真実~降臨雷獣シュート~

「チルチルには真実を話さなきゃっぽいリーヨ。」
「それがぁ~いいみたいだよねぇ~。」
???
「実は今までのは全部ドッキリだったんだリーヨ。」
ドッキリ?
「ね、ねぇサンドリヨンちゃん。ドッキリってどーゆーこと?」
「いやまぁ今から言ってくリーヨ。」
サンドリヨンちゃんはゴホンと咳払いして続ける。
「まずチルチルは不思議の国が悪い魔女によってパニック状態と聞いて魔女討伐に来たと思うけど、それってチルチルを不思議の国へ来させるためのドッキリーヨ。」
「じゃあ魔女ってのは?」
「チルチルのデータを完全コピーして作ったホログラムだリーヨ。」
「じやぁ魔女の手下は?」
「これまたホログラムだリーヨ。」
「全部ホログラムだったの!?でも・・・。」
「あの射影体以外はみんな実体とか質量を持つホログラムだリーヨ。メタル卿にかかればそんなホログラムは簡単にできるリーヨ。」
・・・。・・・ってことは今の今までホログラムと死闘を?
「じゃあ私ってホログラムとさっきまで死闘を演じてたってこと?」
「まぁーそうなるリーヨ。」
「だからと言って気にするこたぁねえ。」
お兄ちゃん?
「立体映像と戦おうがお前の記憶にゃあ面白ぇもんが詰まっただろ。それで十分じゃねぇか。」
お兄ちゃんはそう小西克幸みたいな声で言ってサングラスを上にあげる。
「そうだけどさぁ、今までの冒険の行方がぁ・・・(泣)てゆーかお兄ちゃん吹矢に刺されたんじゃ。」
「バッキャロー!!このヘイヤネル様がフキヤ13(フキヤサーティーン)の吹矢ごときでくたばるか!!!」
フ・・・フキヤ13?ゴルゴ13じゃなくて?
「そしてだ、今お前達の冒険は終った。というわけでとっとと帰還しやがれ!!」
私たちは蒼い閃光に包まれそして・・・。
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