夜 話
「ええ。
手に入るのなら、ね。
欲張っても望みすぎではないのなら、すこぅしぐらいの我儘は許されると思うの。」
望むだけならば。
心はなにものからも自由ですから。
「想うは自在、か。
そんなことを言っていた奴がいたよ。」
皎はふい、と夜空を振り仰ぎながら言いました。
「そいつは、その場所で俺と話しながら、別の場所を見て他の誰かと話しているようだった。」
遠くに視線を翔ばしながら、皎は語り始めました。
手に入るのなら、ね。
欲張っても望みすぎではないのなら、すこぅしぐらいの我儘は許されると思うの。」
望むだけならば。
心はなにものからも自由ですから。
「想うは自在、か。
そんなことを言っていた奴がいたよ。」
皎はふい、と夜空を振り仰ぎながら言いました。
「そいつは、その場所で俺と話しながら、別の場所を見て他の誰かと話しているようだった。」
遠くに視線を翔ばしながら、皎は語り始めました。