The god of death
『…』
そして翌日。
講義終わりの私と姫、そして他のメンバーで待ち合わせの店へ向かった。
向こうが指定したその場所は何て言うか、
『…場違い』
「さすが金持ってると違うわね」
「うわぁ…お洒落なお店♪」
「期待出来そうだね~」
「…透、なんて顔してんの」
『…え』
周りのテンションに反して下がる私に姫が怪訝な顔を浮かべる。
だって合コンなんてそこらへんの居酒屋だと思うじゃない?
そりゃ医者相手って言うから少しは小綺麗な格好してきたけど…
こんなフルコースでも出てきそうな外見の店に釣り合うものじゃとても無い。
「大丈夫だよ、透くんちゃんと綺麗だよ?」
「場違いって程浮く感じじゃないじゃん。透も私らも」
『…気持ちの問題よ』
「何それ、ここで怖じ気づいたら運命の相手なんて見つからないよ?」
『…それは姫だけじゃん』
「そう言う心意気で行けって言ってるんだってば」
『…うう』
…だよね、女は度胸。
開き直って美味しいご飯を食べに、行くか。
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