キミハスゴイヒト




キィーッ バタン…





ん?







今ドアが開いた?






まさか…





泥棒?



んなわけないか。






とりあえず見に行ってみよう。






『あっ



おはよう…。




早起きには慣れたかしら?』





と笑っている


会いたかった顔があった。






『美姫菜ぁ!






会いたかったよぉ。』






『はぁっ?






なにチビたちと同じこと
言ってんのよ。』






ほんと呆れたって顔をして
こっちを見てる。





『だって…





改めて
美姫菜がすごい人だって
実感したんだもん。』







もっと呆れたって顔をして
いる…。





『なにゆってんの…。







亜姫菜だってもうすぐ
おかあさんよ。





悪いけど

亜姫菜…。





自分の子供の面倒は
自分達で見てね。』






『…はぁい。






ってか、
なんでこんな早く
帰ってこれたの?』



『あぁ。






なんかねぇ
拓夢が早く帰ってこいって
煩いしね。





真衣が特にって。』





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