そして秘密の〜番外編〜
そんなある日。



部活はもう引退していて、両親共出張で家に帰らないと言う事で、受験する予定の大学に通っている先輩にいろいろ話を訊こうと約束をしていた。

先輩が『食事をしながらでも』と言うので、一応、美雪に言ったら『小学生じゃないんだから、私の事は大丈夫だって』と半分呆れられた。



まぁ、妹は兄離れしているのに、いつまでも妹離れ出来ない兄貴だから、仕方無いよな。



美雪に『帰りは何時頃?』と確認されたので、『22時位かなぁ』と答えてたけど、家に美雪が1人で居ると思うと心配で、21時ちょっと過ぎには先輩と別れて帰宅した。

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