ユメモノガタリ
アタシはたださみしかっただけ。

塾に通う自分を誉めてほしかっただけ。

ただ、アタシにも振り向いてほしかった。



だけど、オカンにはそんな心の叫びも通じなかった。


もう、オカンには甘えられないって思った。

アタシの中で何かが壊れた。


小3のアタシには、まだあまりにも受け止められなかった。



あの日からアタシは孤独。

人には言えない。
隠し続けなきゃいけない闇。



弱くなんかなっていられなかった。
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