大切な証
「やったぁ。太一の陶芸品すっごくスキなんだぁ♪」

無邪気に笑う耶恵。


「相変わらず変なやつだな。もっと高校生らしく遊びとかしねぇの??」

「それゎ太一だっておんなじでしょ?!陶芸にしか興味なぃンだから。」

そんな会話をするのが日課だったりして。


毎年、開催する展示会の準備に追われるこの時期に今年から出展させてもらえるようになって俺はどんなものを作るか悩んでいた。
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