すとっぷ☆ご主人様


「着替えましたっ!」



「それでは、挨拶に行きますよ」



挨拶?



「また、ですか?」



「またですね」



そう言って、広い部屋に入った



「おはようございます」



晶さんにつづいて、ペコリと頭をさげた



「こちらが安部さんです」



スラッと立つ女の人



「安部 ちか子です」



「さ、佐々木 依千花です」



「あとは、もう少しすると来ますね」



安部さん可愛い…



「それでは、仕事ですが…主に泰我様を朝起こしにいって朝食も一緒に持って行きます」



……起こしにいく……?



「あと、学校が明日からあるのでそれについて行く…」



学校?



「何歳なんですか?泰我…様は…」



「ご主人様でしょ?」



ぐ…



「ご、ご主人様…は何歳なんですか?」



「16歳で、一般的な高校2年ですが学習内容は大学レベルですね」



……一つ年上だ


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