俺様VSド田舎娘
「くーちゃん!!」
私は机をバン!と叩いて立ち上がった。
「ん?」
「私、猛勉強する!」
「ええええええええええっ!!!沙菜がぁあ!?!?勉強!?」
ちょっと…
そんなに驚かないでよ…
「うん!で、くーちゃんと同じ野崎女子学園に行く!」
私は力強くそう言った。
私がそう言うと、くーちゃんは少し驚いた顔をしたけれど、すぐにニコッと微笑んだ。
「そっか。私も沙菜と高校離れるのやだし…!頑張ってね!」
「うん!…と言うわけで、今日からお勉強教えてね♪」
私がそう言うと、くーちゃんは「バカ」と言ってまた微笑んだ。
野崎女子学園。
今の私の成績で入れる確率なんて100%ありえない。
でも、絶対諦めないから!
絶対入学してみせる!
待ってろよーーー!