俺様VSド田舎娘
「よし。そろそろ勉強しよっか?」
「そーだねー。」
一通り荷物を整理した私たちは、勉強道具を取り出して机で勉強をはじめた。
「あ、そうだ。」
勉強を始めようとしたら、くーちゃんが声をあげた。
「え?なに!?どしたの?」
「今日はさ、これやらない?」
そう言ってくーちゃんは少し分厚い冊子を取り出した。
「…?なにこれ?」
「これは、野崎女子学園の過去の入試テストを集めたものなんだよ」
「ほおー…!」
「だからさ、今日は本番だと思ってこれやろ?」
「賛成ーー!!」
私たちはまず、一昨年の過去問を解き始めた。