俺様VSド田舎娘
私たちは採点を黙々と続けた。
なんかくーちゃんの解答…
丸ばっかりなんだけど…汗
バツなんて指で数えるくらいしか出て来てないよね!?
ありえないでしょー…
どんだけ頭良いわけ?
私はチラッとくーちゃんをみた。
くーちゃん、可愛いなあ…
スタイルもいいし…
顔もいいし…
成績もいいし…
運動も出来るし…
完璧だなあ…
くーちゃんは多分、学年で1番モテてる。
んー…。
女子校に置いとくなんて勿体なあ…。
「ねぇくーちゃん。」
「なあに?」
「なんで女子校行くの?共学だったらモテモテじゃん」
「だって男なんてめんどくさいだけじゃん?わざわざ告白されに行くなんてめんどくさいし…」
うわあ…。
言って見たいよ、こんなこと…。
それから私は、くーちゃんと他愛のない会話をしながら採点を終わらせた。