俺様VSド田舎娘
「…よしっ!終わったー!!」
「私も終わったー!」
私たちは、無事(?)採点を終えた。
くーちゃんの点数はなんと…
500点中…
478点!!!!
天才にもほどがあるだろーーーー!!!!!
少しショックを受けながら、私はくーちゃんに過去問を返した。
「えっと、私の点数はー…」
300点……?
「不合格……」
私はテストを持つ手をプルプルと震わせて言った。
「さ…沙菜?」
くーちゃんが私をビックリした顔でみた。
顔の血の気が引いていくのが分かった。
受験前日なのに…
なのに…
なのに…!!!!
こんな…
こんな…
不合格の点数なんか取っちゃって…
「どおおしよおおおおおおお!?!?!?!?」