俺様VSド田舎娘
たった50メートル歩くだけで、10分は軽く超えていた。
「うう…」
私は顔を伏せていた。
だって…
だって…
顔上げたら、掲示板の発表が見えるくらい近付くに立ってるから…
「ほら。探さないの?」
「心の準備がぁ…」
私はくーちゃんに半泣きでそう訴えた。
「もう。大丈夫だって!!!ほら、深呼吸して!」
私はくーちゃんに言われた通り深呼吸を数回した。
深呼吸をずっと繰り返していたら、大分落ち着いた。
…よし。
私は覚悟を決めた。
「もう大丈夫?」
私はゆっくりと顔をあげてくーちゃんをみた。
「うん。大丈夫!」
私は笑顔でそう答えた。
「よし。じゃ、探しましょうか」
「ラジャー!!!」
「私の受験番号が356だから、沙菜は357?」
「うん、そう…」
私の受験番号は357。
あるかな?
載ってるかな?
私はドキドキしながら掲示板から番号を探し始めた。