悪魔な笑みにご注意を。

学校。




数分後…




『あ…………あれ?ここさっきも通った…気が………。』



完璧に迷っている私達。



どうやら寮はこの外国の町並みの通りの中に混じっているらしいけど、何せ見た目はそのまま外国の町並みなので何が何だかさっぱりわからない。






……ぶっちゃけ疲れた。




ぶっちゃけとか何年ぶりに言ったかな…今の時代あんま聞かないよな……てかぶっちゃけってなんなんだろう……



そんなことをもやもやと考えながら、未だ華子に手をもたれずるずると歩かされる。




『…うぇ?ん?……おっかしーなあ…前来たときはこの道で合ってたはずなのになぁ…。』



そうぶつぶつ呟きながらまたあるきだす華子。




…あ、一回来たことあったんだ



て、事はやはりみんな一度は顔を合わせているわけで、私だけ新入りなわけか…



…はぁ…………気が重い…。



馴染める自信がない……



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