Foreverlove
“また、手繋いでもいい?”すぐに返事は返ってきた。“いいよ”あたしは嬉しくなって、海翔の左手を握った。初めて繋いだ、手の温もり。あたしは今でも覚えてるよ・・・。海翔を想うと、初恋のような、さわやかな気持ちや、甘い気持ち、悲しみ・・・いろんな気持ちがまるで昨日のことみたいに、蘇ってくるんだ・・・。
海翔の手は、大きくて、握ると、そっと握りかえしてくれた。本当は、大好きって言いたいし、言われたい。何回海翔に大好きって言っても足りないんだ。
その日は、手を繋いで歩くだけで、キスはしなかった。それでも、あたしは十分過ぎるほど、幸せだった・・・。
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