LOVEファイト!
暖かな午後の陽差しと柔らかな風、そして満腹のせいで彼の眼が次第に閉じていった。

やがて寝息まで聞こえてくる。

わたしは笑顔で彼の寝顔を見つめた。

…可愛いな、やっぱり。

男の子とまともに付き合ったのは、コレがはじめて。

彼のことは、まだお母さんにしか言っていない。

父さんは…いろいろな意味で危険だから、しばらくは黙っていよう。

服やお弁当の中身のことは、今日までうんと悩んだ。

けれど楽しかった。

彼の喜んでくれる顔を思い浮かべるだけで、わたしも嬉しくなる。

自覚し始めている。

…彼を好きになっていることを。
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