LOVEファイト!
「ダメ…ですか?」

夜上正義くんは恐る恐る顔を上げた。

…可愛い顔をしているな。

もしかして…。

「あの、失礼ですけど、年齢は…」

「あっ、一つ年下の高校1年です」

やっぱり…。

「とっ年下はダメですか?」

「そういうワケじゃないけど…」

別に好きな人も付き合っている人もいない。

この子は真面目そうだし、可愛い。

だけどわたしは…。

「う~ん…」

思わずうなって、腕組してしまう。


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