冷たい風に打たれて
教室の前で無表情で風華は立ち止まった
水樹は風華のその無表情の中にある少し不安げな表情を読み取り、風華の手をギュッと握る
そして風華に大丈夫。と微笑んだ
風華は水樹を見つめるとゆっくりと頷く
「おはよ!」
「あ、おはよ!水樹!…あ、一ノ瀬さんもおはよう!」
「「おはよー!水樹君!一ノ瀬さん!!」
「おはよ!皆!!」
水樹が元気にクラスメートに挨拶をする
風華も慌てて挨拶をした
「お…おはよう。」
風華は少し照れくさい顔をしながら、すれ違うクラスメートに挨拶をして席へと座った