甘めな年上彼氏
「はい。
お風呂んときは
さすがに外してますけど。」
と笑って肩を揺らした。
自分があげたものを
こうして大切に
してくれるのは嬉しい。
思った通り…
シンプルな指輪は
怜奈に似合う。
「ありがと。」
俺が微笑むと
怜奈は顔を赤くして
伏し目がちになった。
反応が
可愛いんだよね。
理性もたないし…
なんで今日に限って
姉貴の奴
来ないかな…??
クリスマスだから
しょうがないし
来たら来たで俺はきっと
不機嫌になるけど
空気は読めよなぁ…