倉庫の王様
ここここ、ここっ!!



「学校だよ!?」

「ん~、途中まで…」

「誰か来ちゃうかも!!」

「カギかけたろ…」



首はやめてっ…。



先生の唇…気持ちいい…。



って!!



「違う!!元カノ追い出すまで絶対ダメ!!」

「えぇぇぇ~…。ムリぃ~…」

「かっ、カワイイ顔してもダメ…」

「サッチャン頑固だな」



そりゃそうでしょ!!



だって元カノが家にいるんだよ!?



間違いが起こる可能性高いじゃん!!



心配じゃん!!



「チューだけ…」

「うん…」

「えへへっ…」

「ん?」



んんんんん?



なんだか先生…。



「熱ない?」

「バレた?ソファーで寝てたり車で寝てっから風邪ひいたっぽい」

「どうりでおかしいわけね…」



なんかヘラヘラしてるもん…。



これはもしや彼女であるあたしの出番!?



「今日から実家帰るから」

「あたしが看病してあげる!!うちに来ればいいよ!!」

「父が許さないっしょ…」



最近の父は緩いから大丈夫!!



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