なんでも屋 神…第一幕
夏の大会の後、その先輩から告白されて付き合う事になった。



本当に本当に大好きで、その先輩にファーストキスも初めても捧げた…。



でも、先輩には他のガッコにちゃんとした彼女が居たんだね…。



私は都合良く遊ばれただけ。



大好きだった先輩と別れて、まだ傷心だった冬…父親の不倫現場を見てしまった。



まだ13歳の女の子の心が壊れるのなんて…そんな理由で十分じゃない?



それから今日まで、私は母親を「アンタ」とか「お前」と呼んで泣かしてきた。



不思議と罪悪感も無く、ウチの母親が特別涙もろいんだと思い、私は家出を繰り返してばかり…。



今日は誰か適当な男の家に泊めて貰おう。明日はコンビニで食料盗ればいいや。
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