なんでも屋 神…第一幕
遊び疲れて何時もより早く家に帰ると、イトさんがバタバタと忙しそうに家の中を走り回っていた。



「どうしたのイトさん?」



俺が帰ってきた事にも気付かずにいたイトさんは、俺の顔を見るなり泣き崩れた。



「お嬢様がまだ帰ってこないんです…。」



時計を見ると、まだ夜中の十二時。



「イトさん、真美も子供じゃないんだからその内帰ってくるって。じゃ電話してみるから。」



普通の高校生なら、十二時を過ぎても帰らない事ぐらい、なんて事無い話しだ。過保護すぎるんだよなイトさんは…まぁ俺を過保護に出来なかった分、真美に矛先が向いているだけの話しだが…。



1コール目…彼奴も彼氏の一人や二人や三人出来ても…。



2コール目…いや、二人や三人はマズいな…。



3コール目…あれ?出た?




ツーツーツー…。




んだよ!切れてんじゃん!もう寝よ…。
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