promise



「さぁ!引け引け!」



ガハハハハと馬鹿笑いする
石井は私達が作ったくじを
生徒に向けていた。



「19番か…」



「美幸!何番だった?」



「私19番だよ〜知恵は?」



「私24番…やった!
通路挟んで隣だよ♪」



「本当?わーい♪」



親友と席が近くになると
やはり嬉しいものだ。



チャイムが鳴った。



「新しい席は明日の朝に
変えるからな!」



やっと山野から離れられる!



私は有頂天だった。



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