promise

§ イブ




昨日のことを雅に全て話した。



「美幸が本当に山野を好きなら
それでいいと思うし応援する」



雅の言葉が何より心強かった。



知恵とは、恋愛の話は
一切しなくなった。



だから蓮のことも言わない。



いいのか、悪いのか。



でも雅だけが味方なら
それでいいと思った。



ちらっと山野を見た。



視線に気づいたのか
こちらを向いた。



私は咄嗟に違う方向を向いた。



久しぶりだと妙に焦る。



だけどやっぱり私は山野が
好きなんだなって改めて思った。



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