Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~
我ながら痛い女。
幼稚で、めんどくさい女。
自分の心の穴くらい、なんで自分で埋められないんだろう。
ダイスケさんが、そっと顔をのぞきこんできた。
泣き顔を見られるのは恥ずかしいけど、ダイスケさんの瞳があまりにも優しくて、目をそらすのを忘れてしまった。
そして、そのまま唇が触れた。
「……」
「俺んち、来る?」
コロッ、どころじゃない。
ゴロゴロ転がって
見事に落ちた。
―――HARUKA